お月見のうさぎの由来は?ススキと団子をお供えするのはなぜ?

お月見では、お月様にはうさぎが居て、ススキを飾ってお団子を食べる。
でも、どうして?

お月見の由来、知っていますか?
聞かれても答えられない…なんてことありませんか?

ここでは、

なぜ、うさぎが月で餅つきしているの?
なぜ、お月見にはススキを飾るの?
なぜ、お月見には団子をお供えするの?

3つの由来についてお答えします。

目次

お月見のうさぎの由来は?

月にうさぎが居る、そのことについては諸説ありますが、仏教説話、インドのジャータカ神話によるものが有名なようです。

昔、うさぎと狐と猿が仲良く暮らしていました。ある日、3匹は空腹の老人と出会います。
3匹は老人を助けるため、食べ物を集めに出かけました。

猿は木に登り様々な果実を、狐は狩りに行き魚を老人に与えました。
しかし、うさぎは何も持ってくることができませんでした。

そこでうさぎは、もう一度探しに行くので火を焚いて待っていて欲しい、と伝えて出かけていきました。
猿と狐は火を焚いて待っていましたが、手ぶらで戻ったうさぎを見て、嘘つきだと責め立てます。
するとうさぎは、「私には食べ物をとる力がないので、どうぞ私をお食べ下さい」と言って火の中に飛び込み、自分の身を老人に捧げたのです。

その老人の真の姿は帝釈天(タイシャクテン)という神様で、老人から元の姿に戻った帝釈天はそんなうさぎを哀れみ、永遠に残るようにと月の中にうさぎを甦らせて、皆の手本にしたそうです。

ではなぜ、うさぎは餅つきをしているかというと、
古代中国では月のウサギは杵で不老不死の薬をついていると考えられていて、日本では「望月(もちづき)」という
満月を表す言葉があるため、「餅つき」に変化
して伝わったとされています。

また、「老人のために餅つきをしている」、「うさぎが食べ物に困らないように」という説がありますが、
中秋の名月は豊穣祝いであることを考えると、たくさんのお米が収穫できたことに対する感謝や喜びが込められているのでしょう。

お月見にススキを飾るようになった由来は?

お月見は豊穣祝いであるので稲穂を供えようとしましたが、
稲穂が実る前なので見た目の似ているススキを供えたと言われています。

また、お月見のあとには、

ススキの鋭い切り口から魔除けの力があると信じられ、一年間病気をしないようにと家の軒先やにに供えたススキを吊るしておく。
稲もススキのように丈夫に育つようにと水田に挿しておく。

といった風習があります。

お月見に団子をお供えするするようになった由来は?

昔は、米ではなくサトイモを主食としていた地域が多かったそうです。

サトイモは秋の中頃の満月の日に収穫する風習があり、
収穫を神様に感謝し新しく採れた芋を供えたのがお月見の始まりだと考えられています。
そのため、お月見団子はサトイモの形に似せて作られているのです。

西日本のある地域では、お月見には今でも茹でたサトイモを供え、京都では、少々細長い形の団子を供えるようです。

団子の供え方には2種類ありますので、地域の風習に習うか、自分の好みで決めましょう。

満月の数に合わせ、平年は12個、うるう年の場合は13個供える。
もしくは、十五夜だから15個供える。
15個供える時の並べ方は、下から9個、4個、2個になります。

まとめ

お月見の由来を知ると、ますますお月見が楽しめるのではないでしょうか?

小さいお子さんやご年配の方はお団子をのどに詰まらせないように
くれぐれも注意して下さいね。

満月を見ながら素敵な秋の夜長をお過ごしください。

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