インフルエンザ予防接種卵アレルギーの赤ちゃん副作用の症状と確率

卵アレルギーを持つお子さんのお母さんは、ワクチンが卵から出来ているから
インフルエンザも心配だけど、アレルギー反応も心配、どうしたらいいの?
と悩まれているのではないでしょうか?
インフルエンザの予防接種を打たない方が危険とも聞くし…と心配なこと
ばかりですよね。

  • 卵アレルギーがある場合は、ワクチンを打つことが出来るのか?
  • 副作用にはどんなものがあるのか?
  • 副作用の確率はどのくらいなのか?

についてまとめました。

目次

インフルエンザ予防接種は卵アレルギーの赤ちゃんでも受けられる?

卵アレルギーを持っているお子さんへのインフルエンザ予防接種は、親としてはとても迷うところですよね。

そんな、卵アレルギーの赤ちゃんのインフルエンザの予防接種は、
現在は可能とされています。

インフルエンザワクチンの製造過程で卵由来の成分が残りますが、
日本のワクチンは高純度に精製され含有量はごく少量となり、
アレルギー反応は起こりにくく、安全に接種できます。

予防接種を受ける際には、必ず担当医へ卵アレルギーであることを伝えましょう。
特に重度の卵アレルギーの方・軽度とは思われても心配な方は、
しっかりと医師に相談することが大切です。

予防接種を受けなかったことによるインフルエンザの重症化も心配ですので、
予防接種を受けないことによる危険性についても話を聞いておきましょう。

インフルエンザ予防接種の副作用の症状は?

予防接種が可能と言われて、その先で気になるのが予防接種による副作用
ですよね。

主な副反応
  • 摂取部位の赤み
  • 腫れ
  • 痛み
  • 発熱
  • 頭痛
  • 悪寒
  • 倦怠感
  • 発疹
  • じんましん
  • かゆみ
非常に重い副反応
  • ギランバレー症候群
  • 急性脳症
  • 急性散在性脳脊髄炎
  • けいれん
  • 肝機能障害
  • 喘息発作
  • 紫斑
  • アナフィラキシー

重い副反応の中でも、アナフィラキシーは予防接種後30分間に起きることが多いため、
予防接種をした医療機関で様子を見て、万一の時のために素早い対応が出来るように
しましょう。

>>>副反応の詳細を厚生労働省のホームページで確認する<<<

死亡例についても触れているので、気になる方は是非チェックを。

インフルエンザ予防接種の副作用の確率は?

気になる副反応の確率ですが、

  • 赤み、腫れ、痛み:10~20%
  • 発熱・頭痛・悪寒・倦怠感:5~10%

となっていますが、いずれも2~3日でなくなります。

重い副反応については、日本国内においては
0.0002%などとかなり低い確率となっています。

>>>副反応の詳細を厚生労働省のホームページで確認する<<<

▼下記は海外のデータ

雑誌名:J Allergy Clin Immunol. 2011 Jul;128(1):218-9.
(世界で一番有名なアレルギー雑誌)
題名:Single-dose influenza vaccination of patients with egg allergy in a multicenter study.
(多施設での卵アレルギー患者へのインフルエンザワクチンの単回投与)
著者:Webb L, Petersen M, Boden S, LaBelle V, Bird JA, Howell D, Burks AW, Laubach S

内容:2009-2010に行われたパンデミックインフルエンザ(いわゆる新型や豚インフルエンザと呼ばれた)を含むインフルエンザワクチン接種292人を対象としています。そのうち、アナフィラキシー(重篤なアレルギー反応)をきたした人が 152人(22%)いました。IgE の平均値は6.01で範囲(0.35-100)です。
結果:97%の人が分割せずに、1回で全量投与しました。全身の反応をきたした人はいませんでしたが、2人は局所反応をきたしました。
結論:以前の研究と同様に重篤な卵アレルギーがあったとしてもインフルエンザワクチンの単回全量投与は安全と提案します。
しかし、この報告1) では全例に全身反応はなかったと報告していますが、2010年に報告された海外の報告 2) では卵アレルギー患者261名中7名(2.7%)には全身性の反応を認めたと報告していますので、全ての方にアレルギー反応が出ないわけではないようです。

井上こどもクリニック:卵アレルギーとインフルエンザワクチン

必ずしも、蕁麻疹など全身性のアレルギー反応が起こらないとは言えません。
卵を食べるとひどい蕁麻疹や発疹など重篤な症状の出る卵アレルギーがある人は、接種要注意者に該当します。
接種を避けるか、健康状態と体質を勘案し、診察や皮内テスト、インフルエンザに発病時のリスク及びワクチン接種に伴う副反応についての考慮など接種適否の判断を慎重に行い、注意して接種する必要があります。

まとめ

卵アレルギーがあっても、重度のアレルギーでなければインフルエンザの予防接種を
受けることが出来ます。
副作用が心配な面はありますが、予防接種をせずに重症化する危険もあることも理解しておきましょう。
重い副反応が出る確率は低いですが、接種する前は卵アレルギーである旨を医師に伝え、
納得できるまで説明を受けてくださいね。

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