インフルエンザ予防接種の効果と最適な接種時期、予防方法は?

冬は空気が乾燥するので風邪やインフルエンザにかかりやすくなります。
特にインフルエンザはかかってしまうと突然の高熱や全身の倦怠感、
食欲不振などの症状に襲われ、大変苦しい思いをします。
また、人にうつしてしまうしまうため、一週間は自宅療養しなくてはなりません。

インフルエンザにならないためには事前に予防接種を受けるという方法がありますが、
予防接種を受けるとどのような効果が得られるのか、また、いつ受けると効果的なのか、
予防接種を受けておく時期について知っておきましょう。
また、予防接種以外のインフルエンザの予防方法も一緒にご紹介します。

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目次

インフルエンザ予防接種の効果とは?

インフルエンザの予防接種を受ける前に知っておきたいのが、その効果と
副作用ですよね。
詳しい副作用についてはこちら

体内には、「免疫」というシステムがあります。
一度感染したウイルスに対して「抗体」という物質を作り、
再度同じウイルスが体内に侵入した際に「抗体」がウイルスを
やっつける
というもの。

この体内の「免疫システム」を使用して、事前に体内へウイルスを
入れることにより、病気にかからないようにするのが予防接種です。

体内へ入れるために科学処理を施したインフルエンザウイルスを
ワクチンといいます。
毎年、インフルエンザが流行る前に型を予想し、
流行ると予想された型のワクチンを接種することになります。

インフルエンザの予防接種を受けたのに、インフルエンザになって
しまったという人は少なからずいます。
残念ながらワクチンは、完全に感染を予防するものではなく、
発症した時の重症化を防ぐものです。
インフルエンザを発症すると、肺炎や脳症などの合併症にかかって
入院したり、最悪の場合死に至ることもあります。
特に基礎疾患のある方や高齢者は重症化に注意が必要です。

この、重症化を防ぐ効果も100%ではないですが、ある研究では
インフルエンザワクチンの接種で、65歳以上の健常な高齢者の
約80%の死亡の抑止につながったと報告されています。

ですので、感染や発症を予防するものというよりも、
重症化させないためにインフルエンザワクチンを接種する
考えた方がよいでしょう。

予防接種の効果的な時期とインフルエンザの予防方法もしっかりチェックしてくださいね!

インフルエンザ予防接種の効果が得られる時期は?

インフルエンザの流行は、例年12月から翌年3月頃とされています。
ですので、12月に入る前までに接種が完了するよう、接種計画を組むようにしましょう。

通常、インフルエンザワクチンの予防効果は接種後およそ2週間目~5ヶ月程持続すると言われています。
あくまでも、予防接種の効果の発現と持続時間には個人差がありますので、
基準としてください。

また、生後6ヶ月以上13歳未満は2回接種する必要があり、
接種間隔はおよそ2~4週間ですが効果的に免疫を付けるには4週間程度の間隔を
空けての接種
が望ましいです。

13歳以上は1~2回接種で、2回接種の場合の接種間隔は1~4週間になります。
一般的に13歳以上は過去に接したインフルエンザウイルスの型で基礎免疫を得ているため、
1回の接種で効果が期待できます。
13歳以上であっても、新しい型のインフルエンザウイルスが出現したときや、
基礎疾患があるため免疫が抑制されていると医師に判断された場合は2回接種に
なることもあります。

インフルエンザの予防方法とは?

予防接種ができない方は特に、接種をした方も更に感染率を低くするために、
予防法が気になりますね。

インフルエンザの感染経路は主に咳やくしゃみによる飛沫感染接触による感染です。
風邪,インフルエンザ
まず、飛沫感染は感染者がマスクをしなくてはなりません。
非感染者がマスクをしても、ウイルスを通過させてしまうので、体内に入るのを防ぐ効果は見込めません。
しかし、マスクをすることで鼻や口内を乾燥から守り、
粘膜がしっかりとウイルスを捕まえます。

口内の粘膜でウイルスをブロックしている状態の内にうがいでウイルスを排出する
ことによって、体内への侵入を防ぐことができます。
帰宅時のうがいは必須ですが、外出中にもうがいが出来るようであれば、
こまめにうがいをし、ウイルスを排出しましょう。

正しいうがいの方法
  1. うがい液を口に含み、口を閉じ、うがい液を左右に移動し「グチュグチュ」した後、吐き出します。
  2. 再度うがい液を口に含み、口を開けたまま上を向いて「オ~」と言いながら喉を震わせます。
    喉の奥に液が届くよう意識しましょう。
  3. うがい液が暖かく感じるようであれば、吐き出すタイミングです。

手や皮膚から直接ウイルスが体内へ侵入する事はないですが、
感染者が咳やくしゃみをした際、口を覆った手を洗わないまま生活していると、
至るところににウイルスが付着します。
ウイルスが付着した場所に触れることにより自分にもウイルスが付着し、
更にその手で口や目、鼻などの粘膜を触れるとウイルスが侵入することとなります。
帰宅したら、すぐにしっかりと手を洗いましょう。
帰宅まで時間がかかるなど、外出先で気軽に手が洗えない時のために、アルコールジェルやシートなどを用意しておき、
粘膜を触る前に消毒できるようにしておくことをおすすめします。
今は、アルコール液を置いているお店なども多いので、積極的に使いましょう。

正しい手洗いの方法
  1. 爪は短く切り、指輪や時計などの装飾品は外しておきます。
  2. 手を濡らし、石鹸を泡立て、手のひらをよくこすります。
  3. 手の甲もよくこすり洗いし、指の間は手を組むように洗います。
  4. 爪の間は手のひらに爪を立ててこするように、手首は軽く雑巾を絞るような感じで洗います。
  5. 流水でしっかりと石鹸を洗い流します。

また、ウイルスは2~3時間、痰などが一緒だと5~6時間、
閉め切りの狭い空間では12~24時間生きることも。
冬場は寒いですが、天気のいい昼間など、なるべく気温が高い時にしっかりと換気を行い、
ウイルスを外に追い出しましょう。

風邪の予防と同様、普段から睡眠、食事、運動などを心がけ、たばこにも気を付けます。
他には、極端な厚着は寒さへの抵抗力が落ちるのでやめましょう。
薄着しすぎるのも体力が奪われ逆効果なので、適度な服装にします。

まとめ

インフルエンザの予防接種に感染や発症そのものを完全に予防する
働きはないですが、肺炎や脳症などの合併症などの重症化への
予防は期待できます。
ですが、こちらも100%の効果が得られるわけではないので、
予防接種をしたからと言って安心せず、予防に力を入れましょう。

インフルエンザの予防は風邪予防にも役立ちます。
普段から正しい手洗いやうがいを心がけ、部屋の換気をこまめに行ってください。
人混みではマスクをして、乾燥から粘膜を守り、ウイルスの侵入を防ぎましょう。
インフルエンザの予防接種は12月前までに完了するのが望ましいです。

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