新型ノロウイルスの症状、感染経路、家庭での感染予防方法とは?

冬が近づいてくると、インフルエンザやノロウイルスなど、
何かと心配な病気が流行します。
ここではノロウイルスの症状、感染経路、また、家庭では
どのように感染を予防すればいいのかをご紹介しますので、
是非お役立てください!

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目次

新型ノロウイルスの症状とは?

ノロウイルスは、2015年2月以降に検出されたものは
人が免疫を持たないウイルスへ変異したため、
感染の拡大が懸念されています。

ノロウイルスの主な症状
  • 腹痛
  • 嘔吐や下痢
  • 38℃前後の発熱

24~48時間程度の潜伏期間を経て、腹痛を感じたと
思ったら激しい嘔吐や下痢が始まります。
初期症状では、微熱が出ることもあるようです。

その後は一日に何度も吐いたり水のような下痢を
繰り返し、大変つらい状態が続くことになります。

一日に何度も嘔吐と下痢を繰り返すことで脱水症状を
起こすこともあり、こまめな水分補給が大切です。
脱水症状になったときに最も適しているのは経口補水液です。
体液と同じ水と電解質が素早く吸収出来るように配合
されているため、予防にも効果的です。
赤ちゃんの脱水症状はこちらもチェック。

また、乳幼児や高齢者は吐き出す力が弱いため、
嘔吐物が喉に詰まり窒息死することもあるので
ご家族の方が注意を払ってあげると良いでしょう。

この状態は数日間続きますが、医療機関にかからなくても
水分補給をしながら自宅で安静にしていれば後遺症なく
軽快
していきます。
下痢や嘔吐はウイルスを体外へ排出するために必要な
行為なので、下痢止めの薬を飲むことのないように
しましょう。

症状が治まっても最長で3週間経過後にもウイルスが
検出された事例があるので、最低3週間はマスクなどを着用し
周りに移さないようにする
必要があります。

ノロウイルスの感染経路とは?

ノロウイルスの感染力は大変強く、人の腸管内のみで増殖します。
主な感染経路は、以下の通り。

  • 経口感染
    ウィルスに汚染された食品や水の摂取によるもの。
    (感染者による調理やカキ等の二枚貝を不十分な加熱のまま摂取するなど。)
  • 接触感染
    感染者の嘔吐物や糞便などを処理した後、適切に処理が行われず
    手に残ったウイルスが口から取り込まれた場合。
    (ドアノブや手すり、便器、水道の蛇口などに触れた後、口周りを触るなど。)
  • 飛沫感染
    感染者のくしゃみ、咳を吸い込み、ウイルスを体内へ侵入させてしまう
    ことによるもの。

感染ルートはこのように複数あり、油断しているとすぐに感染してしまいます。

特に家族と一緒に暮らしている方や人の多い都市部などで生活している方、
人混みへ出向くことが多い方は知らず知らずのうちにウイルスを体内へ取り込んで
感染する恐れがあるため、注意が必要です。

では、ノロウイルスの感染予防にはどんな方法があるのでしょうか。

家庭でのノロウイルス感染予防方法とは?

ノロウイルスは冬場だけのものではありませんが、冬場は特に二枚貝だけでなく
生食のものは避け、十分に加熱処理を行ったものを食べるようにします。
外出する際はマスクをし、手を洗うまで口周りや粘膜を触らないことです。
また、タオル、コップ、お箸などを他者と共有することはやめましょう。
正しい手洗いの仕方はこちらを参考に。

残念ながら、インフルエンザウイルスに有効であるアルコール消毒液は、
ノロウイルスにはあまり効果がありません。
ノロウイルスに効果があるのは「次亜塩素酸ナトリウムの漂白剤
(家庭用塩素系漂白剤)」
です。



家族や施設で床に飛び散った吐しゃ物などを処理する必要がある場合は
下記を参考に細心の注意を払い、二次感染しないように行ってください。

感染者の吐しゃ物、下痢便、おむつなど汚物の処理の仕方
【必要なもの】
  • ゴム手袋もしくはポリ手袋
  • マスク
  • 使い捨てエプロン(ない場合は普通のエプロン)
  • ペーパータオル
  • 次亜塩素酸ナトリウムの漂白剤(家庭用塩素系漂白剤)
  • ビニル袋

【処理の手順】

  1. ゴム手袋、マスク、使い捨てエプロンを身に着けます。
  2. 汚物をペーパータオルで拭き取ります。
  3. 次亜塩素酸ナトリウムの漂白剤(家庭用塩素系漂白剤)を
    ペーパータオルに浸み込ませ、2の床を拭きます。
  4. 3の床をペーパータオルで水拭きします。
  5. 使用したものは全てビニル袋に入れて、ビニル袋の口を
    きちんと縛ってから捨てます。
  6. 感染者の汚物が付着した衣類やタオルなど、使い捨てではないエプロンを
    使用した場合は、85℃以上のお湯で1分以上煮沸消毒します。
    もしくは、次亜塩素酸ナトリウムの漂白剤(家庭用塩素系漂白剤)を
    大さじ1(15cc)と2,000ccの水を混ぜた消毒水に30分間浸け置き後、
    浸け置きした衣類のみで洗濯します。
    消毒水が足りないときは、必要に応じて増やしてください。

このほか、人の触ることの多い箇所(ドアノブやトイレの便座、
リモコン、水道の蛇口などを消毒水で拭いた後、水拭きするのも良いでしょう。

まとめ

ノロウイルスの感染経路は複数ありますが、予防することが
可能です。
日ごろから外出するときはマスクをし、帰宅したら必ず
手洗いをし、生食は控えましょう。
感染してしまうと激しい下痢や嘔吐といった症状がでますが、
体外へウイルスを排出するためには必要ですので、間違っても
下痢止めの薬などは飲んではいけません。
治りが遅くなります。
自宅で安静にし、こまめに経口補水液で水分を摂っていれば
数日で治るので、脱水症状にならない限り医療機関へ行く
必要はありません。

猛威を振るうと言われているノロウイルス、家族でしっかり予防を
して元気に冬を過ごしたいものです。

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