インフルエンザの予防接種は、発病を予防したり、発病しても症状が
軽度で済むなどの効果が得られるので、冬本番の前に
是非受けておきたいものです。
接種後に、駐車部位をこすってはいけないことは知っているけど、
お風呂や飲酒、運動はしていいの?
そんな疑問にお答えします。
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インフルエンザ予防接種の効果的時期、卵アレルギーなら?予防方法は?
目次
インフルエンザ予防接種当日はお風呂に入ってもいい?
お風呂は一日の疲れが取れ、さっぱりするので予防接種後も入りたいもの。
現在では、接種後、お医者さんの方から「お風呂に入っても大丈夫ですよ。」と言ってもらえることが多いです。
ですが、入浴する際には、3つの注意点があります。
- 入浴は、接種後1時間経過してから。
予防接種後、約30分は急な副反応が出ないか健康状態の変化に注意する必要があります。 - ぬるめのお湯に浸かる。
顔が赤くなる程の熱い湯に入るのは、激しい運動をするのと同等に体力を消耗しています。
湯船から出たときに汗をかいている状態であれば、体を暖めすぎですし、湯冷めにもつながります。 - 長湯しない。
長い間湯船に浸かっていると、肺に水圧がかかり呼吸機能を妨げ、全身の静脈に圧がかかるので心臓にも負担をかけます。
出来れば湯船には浸からず、シャワーで済ませた方がいいでしょう。
シャンプーはできる限り避け、どうしても洗いたい場合は短時間で素早く洗い、すぐ乾かしましょう。
洗髪は洗面台で、体はお風呂で洗う、と分けてもいいですね。
夜にお風呂に入る習慣の方がほとんどですが、予防接種後は昼間にシャワーを浴びることをオススメします。
昼であれば夜に比べ気温も高いので体が冷えにくく、特にお子さんには最適です。
インフルエンザ予防接種当日お酒を飲んでも大丈夫?
毎日晩酌している人や、予防接種当日に飲み会が入ってしまった人には気になる、予防接種後の飲酒。
とあるので、普段からお酒を飲む習慣のある方は晩酌程度なら大丈夫でしょう。
普段飲まない人ならば、「いつも通りの生活」に当てはまらないので、飲み会があっても飲まないに限ります。
副反応が心配な方も、同じく飲まない方が無難でしょう。
心配しながら飲んでも楽しくないですしね。
副反応の多くは24時間以内に現れるとされています。
予防接種当日少量の飲酒後、予防接種の注射部位に、赤みを帯びる、腫れる、痛むなどの反応があっても、通常2~3日のうちに治るので心配ありません。
また、発熱、寒気、頭痛、全身の倦怠感なども、通常2~3日のうちに治ります。
それ以上続く場合や、心配な場合は、予防接種を受けた医療機関で診てもらいましょう。
インフルエンザ予防接種当日運動してはダメ?
予防接種を受けた後は、激しい運動はしてはいけませんが、ウォーキング程度の軽いものなら問題ありません。
では、なぜ激しい運動をしてはならないかというと、
- そもそも、「激しい運動」自体が体調を崩しやすい原因であるので、
予防接種後に「激しい運動」をしてしまうと、体の不調が注射のせいなのか、
「激しい運動」のせいなのかわからなくなるため。 - 激しい運動で疲労した体は、せっかく摂取したワクチンで
抗体を作れなくなるため。
さらに、免疫を作るはずのワクチンが弱毒化し、その毒でインフルエンザにかかることもあります。
痛い思いをして受けた注射の効果が得られなくなるのは嫌ですよね。
汗をかくほどの運動はやめておきましょう。
まとめ
インフルエンザの予防接種後の入浴は、シャワーのみにするか、ぬるめの湯船にサッと
浸かるだけにし、飲酒や運動はあくまでも「軽く」するか、やめておく方が無難です。
痛い思いをするからには、きちんとした効果を得たいですよね。
もし、副反応が出たら、医療機関へ相談しましょう。